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寒中見舞いの時期やマナー文例など

そもそも寒中見舞いとは、もともと暑中見舞いと同じような季節の挨拶状で、日本の慣習の一つであり、二十四節気小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に行う見舞いのことです。

しかし、最近では、1月7日までに出せなかった年賀状の返礼に使われることが増えました。

また喪中の人への挨拶や年賀状を出しそびれた時、こちらから年賀状を送っていない人から年賀状をいただいた時の返事にも活躍してくれるのが寒中見舞いです。

例えば、

  1. いただいた年賀状への返事(1月8日以降)
  2. 喪中の時のお知らせの寒中見舞い
  3. 喪中の時にもらった年賀状への返事
  4. 喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫び

それでは、各シーンに合わせて、寒中見舞いの文例を紹介しますので是非、参考にされてください。

年賀状の返礼に遅れた時の文例

年賀状の投稿、返礼は基本、松の内と言われる1月7日までに届けば、マナーとして大丈夫ですが、それ以降になると、1月8日以降に投函されたものは消印が押されますので注意が必要です。(消印付きの年賀状は失礼にあたります。)

なので、年賀状の投稿はなるべく早いほうがベストですが、1月8日以降の、寒中見舞いとしての文例を紹介します。

●寒中見舞いの注意点

寒中見舞いは全国一律で61円となっております。なので、年賀状を寒中見舞いとして使用する場合は、郵便局で10円切手を買って貼りましょう。

●文例1
寒中お見舞い申し上げます ご丁寧な年賀状を頂き、ありがとうございました。ご挨拶が遅れ申し訳ございません。 皆様におかれましては良いお年を迎えられましたご様子、心からお喜び申し上げます。 私どもも無事越年いたしました。 今年もよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。
●文例2
寒中お見舞い申し上げます 新春のご祝詞を頂きながらご挨拶が遅れてしまいました。誠に申し訳ございません。 厳寒の折、風邪などお召しになられませんようご自愛ください。 今年も宜しくお願い申し上げます。

喪中の時、寒中見舞いを送る場合の文例

相手に喪中であることをお知らせする時に送る寒中見舞いの文例です。

●文例1
寒中お見舞い申し上げます。 ご服喪中のことと、年頭のご挨拶は遠慮させていただきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私どもは元気に過ごしておりますので、ご安心ください。 ご家族がひとり欠けたこの冬は、寒さもひとしおと存じます。世間では流感が猛威をふるっておりますが、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 平成〇〇年1月

 

喪中の時、相手から年賀状をいただいた場合の寒中見舞いの返礼

相手に喪中のお知らせを出せなくて、相手が喪中とは知らずに年賀状が届いた場合の年賀状のお礼と喪中であることをお知らせする時の文例です。

●文例1
寒中お見舞い申し上げます。 ご丁寧なお年始状をいただきありがとうございました。 昨年8月に母が永眠し 年頭のご挨拶を控えさせていただきましたが、 ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました。 今年も変わらぬお付きあいのほどどうぞよろしくお願いします。 平成〇〇年1月

 

喪中の人に年賀状を出してしまった場合のお詫び

喪中とは知らずに相手に年賀状を送った場合、また、うっかり年賀状を出してしまった場合、失礼にはあたりませんが、後日、寒中見舞いとして相手にお詫びや「哀悼の意」を伝えることで良い印象になります。

●文例1
寒中お見舞い申し上げます。 このたびはご服喪中と存じ上げず 年始状を差し上げてしまい誠に失礼致しました。 御尊母様の逝去を心よりお悔やみ申し上げます。 ご日ごとに寒さが募る時期ですのでお体を大切にお過ごしください。 平成〇〇年1月

 

各シーンにおいての文例はいかがだったでしょうか?

寒中見舞いの時期やマナーを学びながら、それぞれの状況にあわせて文例を参考にして相手に合わせた寒中見舞いを送ってください。

新年から良識ある対応をすることであなたの印象は良くなることでしょう。